2026/3/22のJ庭の新刊です
スペース:て-07a
サークル名:おやつ日和
「maid make milk」
B6・76P 600円
小説・マンガ
■含まれるCP
ヴィダ×シャルロット
バート×シャルロット
エリック×シャルロット
モブ×シャルロット
クリス×ヴィダ
シャルロットくん(メイド組の白い髪の子)を中心に、メイド三人が牛の亜人になった世界の脳みそ空っぽで読める系本です。
疲れたなーーーって思った時に一冊キメて元気になってほしいなって思いで書きました。
嘘です。
ここまで真面目な話ばっか書いてたんで、ゆるうい本編に全く関係ないような、気楽~に書けるものが書きたかったんです。でも病気の息子が元気になったなら嬉しいなって。祈ってます。
前置きが長いのはエッチな話だからです。
もうちょっとお付き合いお願いします。
今度から小説本のサンプルは、一話分バッと載せようかなーと思ってます。
というのも、原稿と仕事の繁忙期が重なっててWEBサイトの更新がないの寂しいし、紙のほうが読みやすいなって人はイベント来てくれるかなーとも思うので、だったら一話まるっと読んでもらえたら嬉しいなーと思った次第です。
更新なかなかしていないのに、WEBサイトに来てくれる方がいらっしゃるので年度が明けて、GW明けあたりから小話もっと載せていきたいなーと思う次第です。
本当にありがとうございます…。皆様の優しさで今日も明日も生きていける…。
ではではお待たせいたしました。
こっから本編サンプルが始まるので、やべえって思った方は今すぐ引き返していただければ幸いです。この先は自己責任でお願いします。
ではでは。
(サムネで自動切り取りされるとちょっとアレな感じになったので、カット版で表紙を置いておきます。お品書きの方をご覧ください)
牧場の日常
ボクの名前はシャルロット。
ここ、MMM牧場で牛乳を作っています。
そう、牛です。
この牧場ではボクのような牛がいっぱい居て、一定年齢が経過するまでは毎日牛乳を出しています。
絞られた牛乳はしかるべき工程を経てから出荷、スーパーや小売店を経由し、各家庭に届けられています。
「シャル、起きてる?」
「おはよーヴィーくん。もう起きてるよー」
朝は決まった時間に搾乳をします。
「今日はヴィーくんだったんだ」
「うん。今日と明日はオレがシャルの担当」
ヴィーくんから消毒綿を受け取って、自分の胸と器具を消毒します。後ほど殺菌するからといって、むやみやたらと菌を残す必要はありません。消毒棉はひんやりと冷たくて、つい乳首が固くなっちゃいますが……それはそれで絞りやすくなるのでいいのです。
「ちゃんと消毒できた?」
「ひゃんっ」
「あーあ、こんなに固くして。ほっといたら漏れちゃうんじゃない?」
「も、漏れないよお!」
後ろからヴィーくんが抱きつくような姿勢で、ちょんちょんと先端を消毒綿で突いてきます。
ヴィーくんもこの牧場の牛さんですが、体質なのか全然お乳がでないそう。本来ならそういった牛さんは引き取り手を探さなければならないのですが、他の牛の世話……特に搾乳が上手なので、こうしてボクたちの飼育係になったそうです。
ボクたちは気持ちがよくなると質がよく、採れる乳の量が増えます。ヴィーくんが今いろいろとしてくるのも乳搾り業の一環です。……恥ずかしいなぁ。
「どうだか。いいんじゃない? シャルはちょっとだらしないぐらいが可愛い」
「うう、褒められてる気がしないよぉ……」
ちらりとお腹に目線を向けて、ぎゅっと目を閉じます。牧場の中で生まれ、すくすくと育ったボクはとっても品質のいい牛乳を作れる牛だとお墨付きをもらっていますが、それはつまり、とっても健やかに育ったということです。おいしいということは、体に栄養が行き渡っていているということ。
といってもボクたちは太ると如実に体調を壊してしまい、生産量も品質も悪化させるので、ヴィーくんはそういった面でも乳牛には向いていなかったもよう。
その点ボクは……ちょっとだけ、行き渡りすぎています。
「んっ」
「ちょっと握ったら出てきちゃったけど?」
「こ、これはぁ……だって、しょうがないじゃんん……」
きゅっきゅっと先端を握られ、勢いよくお乳が飛び出てきます。何度か指先で絞ってから、
もう一度おっぱいの消毒をしていよいよ本番。検尿と一緒で、最初のは細菌が多くて汚いんですよね。
「よし、始めるよ」
「あ、ひゃぁっ……!」
かぽっと胸を覆うように機器が付けられ、スイッチオン。きゅうきゅうと圧が加えられ、みるみる牛乳が溢れてはタンクの中に溜まっていきます。
「んっ……ん……」
張っているおっぱいを、横からヴィーくんが揉んでくれます。それ自体に感覚はあまり無いですが、促されている恥ずかしさに肩が震えて、またミルクの量が増えました。
「は……ぁ、ぅぅ……」
「シャル、まだ出るでしょ」
「やんっ」
ヴィーくんがズボン越しに大事なところを撫でたものだから、みっともない声が溢れてしまいました。恥ずかし……いくらヴィーくん相手でも恥ずかしすぎて、自分でもわかるぐらい頬が熱くなります。
胸元から下にヴィーくんの手が降りて、ズボンのうちからボクのものを取り出して。外気に触れたソレが、ますます硬さを増すのを感じます。
ヴィーくんの手は少しひんやりとしていて、鍛えられた手のひらは柔らかくないけれど張りがあります。丹念になめした皮のように、すべらかで弾性があって……なんというか、撫でられると
すっごく気持ちがいいんです。
「ん……ヴィーくん、きもちいぃ……」
「こっちばっか出しちゃだめだからね」
「あ、でもぉッ……あっ、あ……っだめ、おっぱい、いっぱいでちゃうぅ……!」
「がんばれがんばれ」
「ぁや……っぁああ……じれったい……じれったいい……! もっと、もっと擦って……!」
やわやわと擦られると、もっと強い刺激がほしくて体がもぞもぞしちゃいます。搾乳機からの圧力は常に均一で、強くも弱くもならないので、余計にじんじん、じんじんとうずいてうずいて。
「動かないの。外れたら困る」
「んん~…だってぇ……っあ、ヴィーくんもっと強いのほしいんだってば……っ」
「ふふ。そんなにほしい?」
ぱっと手を離し、熱の先端の近くでひらひらと手を振るヴィーくん。触れそうで触れない距離。送られる微かな風ですら反応してぴくんと揺れちゃうほど興奮しきったボクは、必死に頷きます。
「ほしい、ほしい……っねえヴィーくん~。お願い……このままだとボク、ヴィーくんのこと襲っちゃう……!」
「それは……困る」
機械外れちゃうかも、とヴィーくんは至極面倒そうな声で返してきて、ボクがほしいと思った力でソレを扱きます。的確すぎてこわいくらい。
「んぁあッ……あ、ヴィーく……っでちゃ、でちゃうぅ……! あっ、あっ……!」
きゅ、と足先が丸まって、びくびくと全身が跳ねて。上から下からもういっぱい液が出て、汗が垂れて。くたりと体から力が抜けてしまいます。
ヴィーくんがぱちんと機械のスイッチを切って、外した機械の洗浄と消毒、ボクの体の拭き取りをして、服を着せてくれます。午後の搾乳はおやつの時間ぐらいになるので、それまではこの施設の方針でボクたちはメイド服です。ブランディングとかいうやつ。
他の牧場でも魔法使いっ子だとか、元気っ子だとか、やれ天使だ悪魔だと設定をつけているそうです。ただメイド服を着るだけでいいので、アイドル設定で活動しなきゃいけない牧場に比べればボクらはだいぶ楽で助かっています。差別化は必要でしょう。多種多様なお客様のニーズをそれぞれが満たすことで、全体に統合されずにボクたちは各々やっていくことができるんですから。
「じゃあオレは次行くけど、体調はおかしいところない? 胸が痛いとか、傷が出来たりはしてない?」
「大丈夫だよ。変わったとこはないもん」
「まあシャルがいうなら平気か。じゃあまた午後ね」
ヴィーくんを見送って、ボクは食堂へ向かいます。
搾乳が終わったらボクたちは朝ご飯を食べて、そのあとは次の搾乳時間まで好きに過ごします。
「おーシャルおはよ~」
「あ、バートおはよう。バートも終わったんだ?」
「おう! オレは良い子だからな! すぐ終わるんだぜ~」
にこっと笑顔がまぶしいこの子は同僚のバート。彼も品質がいいミルクを出す子で、後味の軽やかさが飲料に適していると評判です。フルーツ牛乳やミルク寒天に合わせやすいんだとか。夏場にもぴったりだそうな。ただとっても小柄なので、一回に採れる量はボクの半分ぐらいなのだそうです。
「うげー、今日もほうれんそう多いなー。シャル、オレのと交換しねえ?」
「だめだよ、バートに合わせて作ってくれたご飯なんだから。ボクもバートのご飯と交換したら栄養が偏っちゃう」
「ちぇ。シャル、こういうとこ譲ってくれないよなー」
ぷうと頬を膨らませ、バートは自分のご飯に向かいます。ボクも自分のご飯を受け取ると、バートの横に座り、いただきますをします。
ここの食堂では給仕役の人にボクらの耳にある管理タグを読み取ってもらい、奥から一人一人に合わせたご飯を出してもらいます。もしお薬があれば、一緒にトレイに乗っています。
MMM牧場は主にブランド乳で売っているので、そういった牧場は多くの牛を飼うのではなく、一体一体の品質管理を徹底しています。
量より質。健康も栄養も適切に管理され、毎日の健康状態はミルクと共に契約者へ提供されます。
各個体を推している人がいますが、味の好みであったり、見た目の好みであったりとその理由は様々。ボクらはただの牛なので、どういった契約者がいるかを知る必要はありません。
「バートはこのあと、外行くの?」
余計なストレスを与えないよう、余った時間は好きに過ごさせてくれます。バートは玉遊びにかけっこなど、だいたい外を駆け回っているのですが、首を横に振りました。
「んーん。オレ、昨日タネ付けだったからさ。今週運動禁止なんだー」
「あーそっか。そしたら、夕方は一緒にゲームする?」
「する!」
ボクたちはお乳を出すために、定期的に性行為をします。その昔……まだ牛が四つ足の動物として存在していた頃は、雌牛が出産した後しか当然お乳は出ないわけなので、計画的に子牛を産ませていたそうです。
ボクらが後継種として出来上がるまでに色々と改良を加えられたのですが、どうしても哺乳類としての作用を打ち消せず、結果、定期的に雌として扱われることでお乳が採れるようになったんですって。
ここでちょっとだけ、ボクたちのような種が生まれたお話をしましょう。
その昔、世界には動物がもっと居ました。
様々な種が愛玩用、産業用として存在していました。
人間も、昔は雌が愛玩用として扱われることが多かったそうです。
産業用の家畜は効率的に太らせるために強制給餌をし、運動を制限し、役割が終われば屠殺。増えすぎた愛玩動物は買い手が見つからなければ屠殺。考え無しに飼い始める人による被害。人間の薬を開発するために動物を扱うなど、時代が流れるに連れ、様々な議論や訴えが起こったそうです。
そうして行き着いた結論が、
一。人間が生きるにあたって、他種族を使用してはならない。
二。異性を性欲解消に利用してはならない。異性との性交渉は計画的な子作りにのみ行うこと。
三。これらを達成するため、既存の動物を人間体へと置き換えた種を作成する。この種は人間から作り出し、人間の亜種として構築すること。例外として苦痛を伴う用途で使用する場合は、外見を著しくシンプルなものとして構築し、大衆から見て憐憫を抱かせずに作成すること。
……当時の人がどれだけ疲弊していたのかは想像するに余りありますが、何年も何十年も何百年もかけて行われたこの取り組みによって、ボクらのような亜人種が生まれました。
牛、鳥、鹿、馬、豚、山羊、羊。猫、犬、魚、虫。あらゆる亜人種が生まれ、気がつけば世界からは元となった種が失われていたそうです。世界には様々な人型で溢れ、かつての動物の代わりとして生まれ、生を終えます。
人間も昔と比べると相当数が減ったそうですが、計画的な繁殖で一定数を保つようにしたんだそうですよ。ボクらとその辺は一緒なんだなぁと思いながら、ボクはごちそうさまをします。
ごちそうさまの後、運動のために牧場内を巡ります。
ふと甲高い悲鳴が聞こえて、視線を向けると屠殺用の家屋からでした。悲鳴からしても、肉が採れる程度まで育った雌牛を屠ったのでしょう。雌は前述の通り、計画的な繁殖以外の用途がないので主に食用になるんですよね。子供の雌は特に肉質が柔らかいので、大人になる前にはお肉になります。今晩はステーキかな、と思いながら牛舎をぐるっとまわって草原のほうへ向かいます。
ブランコをこいで、みずみずしい草の香りを胸いっぱいに吸い込んで。お花を摘んで花冠を作ろうとして失敗して。投げ捨てられたシロツメクサを置いて立ち上がると、かくれんぼしている子たちに混ぜてもらいました。
午後一時を過ぎて、みんなで食堂に行って。飼育係のお兄さんたちを見つけたので、それぞれ仲の良い人のそばへ向かいました。
お昼ご飯を食べ終わると、今度は体操。ほどなくして午後の搾乳があるので、軽く汗を流してから体を洗います。一日何度もシャワーに入るのは面倒ですが、清潔にしておくに越したことは無いので、ボクらも、ボクらを担当する飼育係の人たちもシャワーと手洗いを欠かしません。
「うーん……張ってきたかなぁ……」
シャワー後、タオルで体を拭きながら胸の調子を確かめます。
「うーん……」
ふにふに。
「うーん……?」
ふにふに。
鎖骨から下、あばらから上。その間を指の腹で押さえていって、脇の下からげんこつを作って状態を確かめます。違和感なし。張りはそこそこ。
「んっ……」
先端をきゅっと摘まむと、腰が引けてしまいました。何度か弱い力できゅっきゅと摘まんで、問題がないことを確認します。
「はぁ……はぁ……問題、なし……」
もうちょっと触りたい気持ちを抑えて、つ、と乳輪をなぞります。うーん、やっぱり。大きい……よね。
「やだなぁ……」
背が高いのも、体が大きくなるのも。声が低くなるのも、全部ボクは好きじゃないです。牛として優秀になることがいいことなのはわかっているんですが、どうしても嫌です。可愛くなくなっちゃうから。
「バートやヴィーくんはいいなぁ」
脱衣場には誰もいないので、ついつい声に出して愚痴ってしまいます。
搾乳がしやすいように水着の上を着て、その上にメイド服を着てから外に出ると、部屋に向かいます。
ほどなくしてヴィーくんがやってきて、午後の搾乳がはじまりました。
「あっ、あっ……ヴィーくん……!気持ちっ……」
ぱんっ、ぱんっと肉のぶつかり合う音。
ヴィーくんはすこぶる力が強いので(ヴィーくんは自分を鍛えるのが好きなんです)後ろから腰を抱きかかえるようにして中に挿入っています。時折あふれた液で、ぱちゅっと水音が立つのがいやらしいなって思います。
「すっごい締めてくるじゃん。やっぱ欲しかったんだ?」
「やあん……そんなことないっ、てぇ……っあっ、ああ……そこ、そこっ……は、ぁっ」
「やらしいの」
ヴィーくんが打ち付ける度に、胸につけた搾乳機のカップが揺れて、その振動が胸を刺激します。
それだけでも気持ちいいのに、ヴィーくんがボクの好きなところを押してくるのがもうたまらなくて、おなかの底からミルクができちゃうなってくらいにたぷたぷとミルクタンクが溜まっていきます。
「シャル、どうしてほしい?」
「んっ……んぁ……おく、グリグリして……」
「ん」
「あっ、ん~~~……!それ、好きっ……好き……あ、ぁぁ…ひゃっ」
突然ヴィーくんが耳を噛んできました。びっくり。
「ぱたぱたしてウルサイ」
「そ、そんなぁ! わあ……ちょ、ぁ……っなめないでよお……っ」
「よさそうだけど?」
「わあん! あっ、あぅぅ……あっああ……」
あとちょっとで達せそうだったのにな、とがっかりした気持ちになりながら、もたらされた新しい感覚にひたります。
ヴィーくんは本当に乳搾りが上手なんだなぁと、ボクはとめどなく溢れるミルクを感じながらしみじみ思うのでした。
……………………
…………
「ふわぁ……疲れたぁ……」
一時間ぐらいしか経ってないのに、随分と疲労が体に満ちています。
朝よりも色んな箇所を清掃しないといけなかったのもあってか、すごい眠い。
「夕飯まで寝れば?」
「バートとゲームする約束があってえ……」
眠い眠いと瞼を必死で擦りながら答えると、ヴィーくんが後片付けをしながら返してきます。
「そうなんだ。オレもゲーム混ざっていい?」
「え、いいよ。バートも喜ぶと思うし」
ぱっと目が覚めて、身支度を整えます。
ヴィーくんと遊べるのは久しぶり。クッキーとか紅茶とか用意しなくっちゃ。
「タンク提出してきたら休憩だから、その帰りにバート呼んでくる」
「はーい。ゲーム準備しておくね」
今日はなんのゲームをするのか、そういえば決めてなかったなと思いながら部屋を整え、テーブルとクッションを出します。
テーブルにバートの好きなお菓子も用意して、飲み物も準備して。あとで飼育係の人におやつに食べたものを提出しなくちゃいけないので、ついでにそのシートも二人分用意します。
今日はヴィーくんがいるし、ついでにバートの係の人に渡してもらえばいいでしょう。
このあとは夕食とシャワーをして、最後の搾乳があって。それが終わればおやすみの時間です。
ボクらの牧場はこうして毎日を終え、また朝を迎えるのです。

