【R18】よい子にはよい夢を(シャルヴィダ)

※メイド三人組は同軸リバで気分で受け攻め変わります。それ前提のお話ですので、苦手な方はバックをお願い致します。この話中に受け攻め逆転はしないです。

ヴィーくんがどことなく落ち込んで寂しくなったのでシャルくんに会いに来た話。

シャルくんの部屋ってどうなってるのか私もよくわかってないので、本編に出てくるときはしれっと間取りが変わってる可能性があります。

カモミールティーにははちみつの方がおいしいと私は思うんですが、脳内のシャルロットが今日はキャラメルなの!って言ってたのでキャラメルを入れてしまいました。ヴィーくんはミルクなしのはちみつ派ではないのかと思います。

 それはそれとして、シャルくんはすみれの砂糖漬けだけで生かされるの似合うよねって思うます。

 

えっちい話なので、しばらくスクロールお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シャルロットの私室はいつも良い香りがする。
本人が紅茶やハーブの類いが好きなことと、彼の担当する仕事柄、清潔と衛生には気を遣う癖がついているからだ。だからなのか、昔馴染みの二人は疲労が溜まると自然と彼の部屋を訪れる。
「わ、ヴィーくんいらっしゃい。こっち来てたんだ?」
今宵彼の部屋の扉を叩いたのは、ヴィダだった。
シャルロットは部屋へ招き、揺り椅子へ腰掛けるよう促しながら飲み物の準備をする。
「少し遠くでの仕事だったし、内容も重かったから。報告がてら寄ったとこ」
「そっか。飛行機疲れたねえ」
「ほんとに。乗り換えも面倒だったしさ。でもオレに任されるのもわかるし。わかるけど面倒だったし」
「うんうん」
独りごちるように話すヴィダに相づちを返しながら、何を作ろうと棚を眺める。
無難なところでいいかとハーブティーを取り出すと、小鍋にミルクを注いで温めた。
シャルロットの部屋には簡易だが生活できるような設備が一通り揃っている。
扉を隔てた先には彼用の研究室があり、研究室経由で植物を育てている温室側にも出ることが出来る。それは一人の時間が無いと極端に精神を潰すシャルロットに配慮したものであり、かつ、彼が仕事をしやすいように計らわれている結果だ。ただ一人の為にここまでの設備を用意されているのは彼だけであり、組織にとってシャルロットへの信頼が厚いことの表れである。
シャルロット自身も組織に対して忠誠心が高く、どれだけ仕事が面倒で嫌だと思うことはあっても組織を抜けようと考えたことは一度もなく、卒業するつもりも全くなかった。
「はい、カモミールティー。あったまるよ」
「ん。ありがと」
カップを受け取り、何度か息を吹きかけて冷ましながら口を付ける。
飲んでみると華やかな香りの奥にとろりとした甘さがあり、どうやらミルクだけではなくキャラメルも入っているようだ。
普段なら甘ったるいものは好みではないが、今の体には甘さがやさしく染みていく。
「今邪魔じゃなかった?」
「大丈夫だよ。急ぎのものはないし、本読んでただけだから」
ヴィダはいつものメイド服だったが、シャルロットの服装はふわふわとした寝間着に大きめの白衣を羽織っている姿だった。眠気がくれば眠るし、眠気がこなければ朝には研究室に戻る予定だったのでどちらの気分になっても構わない格好を選んでいた。
バートもヴィダも、シャルロットが一人きりの時間がないとパンクすることを知っているので、よっぽど愚痴を言いたい状況でもなければ私室を訪れてくることはない。
それをシャルロットもわかっているので、彼らが部屋に来たときはカウンセラーのように振る舞う。
「明日には帰るの?」
「うーん……明日は泊まってく」
「そっか。ヴィーくんの部屋はボクが掃除してるから、いつでも寝れるからね」
「ありがと。……シャル、あのさ」
「それとも、今日はここで寝てく?」
ちょうどヴィダの後半の声とシャルロットの提案が被り、「かぶっちゃったね」と笑う。
ヴィダが申し訳なさそうな顔で頷くので、優しく頭を撫でて彼用に寝間着を用意する。昔からちょいちょい泊まりに来ることはあったので、それぞれの部屋に一、二枚は衣類が用意してあった。
「前にお洗濯したままだから、ちょっとしけってるかも」
「いいよ気にしないし。シャワー借りていい?」
「どうぞ。お茶飲んだら入っておいでよ」
頷くヴィダから視線を外し、そっとしておく。こういうときは、話しかけたいタイミングで相手に話させるのがなによりの薬なのだ。
つけっぱなしのパソコンからバートに連絡し、ついでに彼からクリスの近況報告も受け取る。
一人暮らしをさせるのは色々な意味で心配なので、ヴィダが仕事で家を空ける日は誰かしらが様子見に伺い、今回みたいな何日も空ける日は家事手伝いをしに行くようにしていた。
報告を見るに特に伝えることはなさそうなので、疲労しているヴィダに余計な心労をかける心配はなくなりほっとする。
「シャル、ちょっと」
「んー?」
手招きするヴィダに近寄ると、ばふっと抱きついてきた。
感情の起伏に乏しく、常に冷静なヴィダだが意外にも肌寂しくなるといてもたってもいられないタイプなのだ。バートが常に人恋しがりの性格なのもあってヴィダが寂しさを感じることは普段ならあまりないのだが(煩わしさを覚えるほうが多いので)、仕事で一人が続いたり、精神的に負担を覚えると途端に誰かにくっつきたくなるのが彼の特性だ。とはいえそれは誰でもいいわけではなく、バートはうるさい。ならシャルロットで、という感じで甘えてくる。そんなヴィダを見ると、いつもかわいいなあと思う。
「よしよし。疲れちゃったね」
「うん」
ぎゅう、とぬいぐるみを抱くように抱きしめ、頬を擦りつける。
背中を撫でていると、ヴィダが顔を上げた。
なんだろう、と思うとその唇にちゅ、と彼の唇が触れる。
「ん、ヴィーくん?」
「んー……」
むずがるような声を上げ、何度も啄むようにキスを繰り返し、それからするりと舌を差し入れてくる。
「……っん…」
ヴィダの手が抱きつくというより、首に絡めるように伸ばされ、彼の飲んでいたカモミールティーの香りがふわりと伝わってくる。
舌同士を擦るように交わし、互いの舌先を啄むうちにヴィダの体が押しつけられてきて、彼の中心が次第に固さを持ちはじめた頃。
「ね。ヴィーくん後ろむいて」
テーブルに手をつくような形で後ろを向くヴィダに、背後から抱きしめるように体を寄せ、服の上から胸の先端を潰すように擦る。
「あっ…!んん……っ」
「ヴィーくん、ご無沙汰?」
「え、あ、……仕事、してたし……っ」
「そっかぁ。帰ってすぐクリスさんとしちゃダメだよ?ヘンに悲しませちゃうかもだし」
「なん、で……っ……ぅあ……」
びくびくと跳ねる体を押さえるようにしなだれかかり、上気した首筋に唇を寄せる。
ちゅ、と音を立てて吸い付いては離し、ぺろりとその後を舐めながら「だってさ」と続ける。
「そういうお仕事じゃないでしょ?今回。なのに、ボクとしたら疑われちゃうもん」
「っシャルんとこ泊まってきたっ……て、いうし……」
「それで伝わるのも恥ずかしいんだけどぉ!?今度どんな顔して会えばいいの……」
「あいつだって、しってるし……シャルならなんとも思わないって……」
恥ずかしすぎる、とのし掛かるシャルロットを、器用に撫でて慰めるヴィダ。体勢的におしりを撫でることになるのだが、慰めているだけなので気にはしないだろう。いやそういう意味ではなく。
「まあいいかぁ……」
「んっ」
「ヴィーくんとするの、久しぶりだねえ」
「ま、あッ……かえっ、て、ない、しっ……」
胸先をくりくりと撫でながら、耳の輪郭をちゅぷちゅぷと舐めて啄む。
激しい水音と、立て続けにもたらされる刺激に体を跳ねさせるヴィダの息は上がり、胸の先端が跳ねるような気持ちよさから次第にじん、と響くような気持ちよさへと変わってくる。
もっと違った刺激が欲しくなって、無意識に身を捩るとスカートをたくしあげられた。
「爪ひっかかっちゃたらごめんね」
「いい、よ……新しいの持ってくから……」
ストッキングごと下着を下ろし、ヴィダの片足だけ抜き取る。
棚から潤滑液を取ってくると彼の入り口に垂らし、そのまま入り口をやわやわと触る。
それからするんと、彼の熱に触れた。
「よいしょ。わあ、結構たっちゃってるね」
「っ~~!」
「怒んないで怒んないで。ごめんごめん」
ヴィダの抗議はなにも恥ずかしいだけのものではなかったが、シャルロットはそのまま彼の中へと指を沈めていく。
「あったかーい……痛くない?」
「痛くない……大丈夫…大丈夫だけど……っ」
「大丈夫だけど?」
「ん……~っ……」
しなやかな指が、丹念にヴィダの中を広げるように動きつつ、的確に彼の弱いところを触れていく。
それも、強く擦るのではなくあくまで優しく、しっとりとした動きで。
もっと、ぐっと押してほしいのにと言いたいが言ったところでシャルロットは決してそうはしてくれない。いうだけ恥ずかしい思いをするので、耐えるしかない。
「はっ……あ……」
テーブルについた手が震え、倒れそうになるのを必死で支える。
入っているのかどうかもよくわからないぐらいに中がじゅん、としとどに濡れ、腹の奥底に溜まるような気持ちよさが満ちていくが、どうにも物足りなくてしょうがない。
「ね、シャル……っ!もう、いいんじゃ、ないのっ……?」
「うーん……そう?」
「あっあっ……!だっ、…て……!だってっ……」
「うーん……そうかも」
ようやく中から指が抜けていく。と、同時に思ったより本数が入っていたのか物足りなさにきゅう、と入り口が収縮し、ひく、と体がうずいてしまう。
そうして切なさにあえぐ内側に、シャルロットの熱がぐ、と入ってきた。
「あっ…!あー……っ!」
熱が内側を行き来する感触に、全身にぱりぱりと電気が走るような刺激がもたらされる。
長く息を吐くヴィダに、シャルロットは熱を埋めたまま腰を動かす。
「ん……ヴィーくん、きもちい?」
「……っ」
こくこくと頷くヴィダに安心し、彼の中心に手を伸ばす。
「あっ、ちょっ……とっ……!」
「きもちいほうが、いいでしょ?」
「だからってっ……っあ、あぁぁ……ゃ……」
ぐ、ぐ、と体のなかの敏感な部分を押されながら、くちゅくちゅと音を立てて敏感な部分を擦られる感覚はたまらないもので、首を左右に振ってヴィダは声をあげる。
「シャルっ……ぁ、ぁあ……や、きもち、きもちい、から……っ」
「ヴィーくん、気持ちよすぎるの辛いもん、ね」
「はっあ……ん、んんーっ……だめ、も、出る、からっ……!」
「ええーボクまだだよぉ……」
「あっあっあっ……!も、……ゃ、」
シャルロットの手の中で果て、きゅう、と中を強く締め付ける。
びくびくと全身を震わせて熱を放つと、くたりとテーブルに突っ伏した。
「ヴィーくんごめん~……もうちょっとー……」
「も……好きにして……」
弛緩した体で、好きにシャルロットの動きを感じながら、たぶん何時ものようにそのうち感覚が戻ってくるのだろうなぁとぼんやりヴィダは考える。
いつもそうなのだ。なんだってワンテンポ遅いシャルロットより先に達してしまって、シャルロットが達する頃には自分がまた物足りなくなる。今夜もきっと、二人して泥のように疲れて眠るのだろうなぁと思うが、それがどうにもすっきり出来るので、まんざらでもない。
なにより、他に考え事をしたくないときにはぴったりなのだ。
「シャル」
「んー?」
「ベッドいこ」
「一回終わったらー」
「じゃあ早くして」
ぶっきらぼうな口調のヴィダを見て、シャルロットは内心嬉しく思う。
この調子ならもう大丈夫だ。明日の昼には帰ることができるだろう。
ヴィダとクリス、二人の立場は組織の中でも異例中の異例であり、深く考えるとシャルロットも落ち込みそうになるくらいの事案で、ヴィダはヴィダで平行して本来の仕事を請け負っているので今まで以上に忙しい。
それでも案件はだいぶ減っているらしいが、彼の実力でないと解決が難しいものがあることも確かなのだ。
だからこそ、友人としてシャルロットは彼らを支えたいと思いつつ、その先は別離に繋がることも何時かは受け止めなければならない。
でも今は。この宙ぶらりんな今はもう少し。
この不安定でふわふわの状態を続けていたいと思うのだ。
「ヴィーくん、持久力ないよね……大丈夫?」
「……大丈夫じゃないっていったらやめる?」
「うーん……もうちょっとだけしたい、かな」
「知ってる」
朝はまだ遠い。